日清製粉労働組合

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  5. 第1回「中期ビジョンって
    ナンだ!?」

第1回「中期ビジョン
ってナンだ!?」

第1回 「中期ビジョンってナンだ!?」

登場人物

登場人物

登場人物は想像上の存在です。類似する実在の人物への誹謗中傷等はお止めくださいますようお願い申し上げます。

ミタ:
日清労~名前は知ってるけど~♪
コモリ:
…。
ミタ:
日清労~何をやってるかは知らない~ ふふふふ~ん♪…ミタくん。ちょっと屋上に来なさい。
コモリ:
あれ、コモリさんもタバコっすか?やっぱ赤マルっすか?
ミタ:
何を言っているんだ君は…。まあ〇風堂なら赤丸派だ。ちなみに替え玉2回はマストだな。しまった、何を言っているんだ俺は。
コモリ:
替え玉は当然、、、オレは倍プッシュだ…!4つは…行く…。
アカキ:
アカキさん、あなたも乗らないでください。あと替え玉4つは食べすぎ。スープなくなるから。もうそれ混ぜそばになってるから。
コモリ:
まあまあ、コモリ君。知っての通り組合はボトムアップ組織だし、若い人の育成も私たちの仕事の一つ。知らないなら教えてあげなさい。
ミタ:
ですよねぇ。さすが委員長、わかってらっしゃる(すりすり)。
コモリ:
(駄目だこいつ…早くなんとかしないと…)。

(駄目だこいつ…早くなんとかしないと…)。

中期ビジョンはなぜできた?

コモリ:
ではミタくん。今期、日清製粉労働組合は「中期ビジョン」を策定し、「活動の柱」に基づいて活動を進めている。ってことは知ってる?
ミタ:
聞いたことはありますね。定期大会の議案書に載ってましたよね。でもなんで「中期ビジョン」?今年の目標とかそういうのじゃダメなんですか?
ヤマシタ:
(あ、議案書は見たんだ…)。
コモリ:
意外にもいい質問だ。まずこの中期ビジョン策定の背景から話をしよう。もともと、組合活動は単年度で行うことばかりではなく、中期的な視点を持つことが必要、という観点から第35期(1988-89年)から「2年制運動方針」が採用されてきた歴史がある。
ヤマシタ:
最近だと第64-65期は「Be Brave やり抜く力」だったね。
コモリ:
しかし、組合活動もこの30年間で変わってきた。中央執行部でも、この「運動方針」について単なる掛け声、「スローガン化」していて、運動方針に沿った活動が行われなくなっている、という危機感を持つようになった。実際に認知度も低かったし、共感されているとも言えなかった。
ミタ:
なるほど、高校の体育教師の言ってた「万物の根源は気合いだ」みたいなやつですね!

なるほど、高校の体育教師の言ってた「万物の根源は気合いだ」みたいなやつですね!

コモリ:
…。
とにかく、私自身を含む当時の中央執行部でも、自分たちが「どういう組織でありたいか」という姿を言語化できていない、という自覚があった。だから、「ぶれない軸」を作って、到達目標をきちんと示し、そこに向かって進むために「中期ビジョン」を作ることにした。とはいえ10年だと長すぎて振り返りが難しい。ということで「5年間の中期計画」を作ることにしたんだ。

ビジョン策定委員会、はじまる!

ミタ:
「ビジョン策定委員会」っていうのはそれでできたんですね。背景はわかりましたが、委員会ではどんなことを話し合ってきたんですか?
コモリ:
そうだね、第66期の1年間、本部中執だけでなく支部からも委員に入っていただいて、議論をしてきた。3度の委員会を重ねて、すこしずつ形にしていったわけだが、委員会の実施報告は見なかったかな?

そうだね、第66期の1年間、本部中執だけでなく支部からも委員に入っていただいて、議論をしてきた。3度の委員会を重ねて、すこしずつ形にしていったわけだが、委員会の実施報告は見なかったかな?

ミタ:
ハイ、表紙は見ました!
ヤマシタ:
(なぜこの子は堂々と手を挙げているんだ…)
コモリ:
よろしい、期待以上だ。まず、策定するビジョンは日清労組が過去から大事にしてきたことに沿いながら、現状を見つめなおし、未来の発展に向けて作らなければならない。
ミタ:
なんか難しそう。そもそも過去から大事にしてきたことってなんですか?
ヤマシタ:
活動の「基本方針」だね。もともと「組合綱領」として定められていたものが、第40期(1993-94年)に「基本方針」となって今に至っている。その中で、「組合活動の目的」として書かれているのが、「社員福祉の向上」「会社の発展」「より良い社会の実現」なんだ。中期ビジョンの「10本の活動の柱」もこの3つの軸に沿って決められているよね。
コモリ:
そうですね。委員会では、まずこの基本方針を前提に、「正直イケてないところ」も含めて、現状について思うことを出し合い、SWOT分析を行った。
アカキ:
なに、スロット分析なら任せろ…!
ミタ:
アカキさん、たぶん違います。すうぉっと分析って言ってます。
コモリ:
まあすっごく簡単に言うと、「強みと弱みは何か」っていうことを話し合ったということになる。
ミタ:
最初からそう言ってくださいよ~。
コモリ:
かなりいろんな話が出たが、ざっくりまとめるとこんな感じかな。
「①」は組合の中の状況、「②」は組合の外の環境での「強み」「弱み」と考えてくれ。
「強み」:①全員一律の賃金引き上げにこだわりを持ち、一定の成果を獲得してきたこと
②フード連合に加盟していることで、他の会社の労働組合とのつながりがあること
「弱み」:①賃金・一時金以外の労働条件についての要求をあまりしてこなかったこと
②働き方改革が遅れれば、先進的で魅力的な会社に人材が流出していくこと
ミタ:
言われてみるとそうだな、って感じしますね…。
コモリ:
もちろん出た意見はこれだけじゃない。多様な立場のビジョン策定委員の皆さんからたくさんの意見が上がり、その意見をもとにこれからどのようにありたいか、ということを話し合った。会社の中にもいろいろな価値観や考え方、各組合員の求める理想の姿があるし、やるべきだと考えられることは多くあった。委員みんなで苦労してまとめたのが、「社員の幸せ」「会社の発展」「より良い社会」の実現に向けた「10本の活動の柱」ということになる。
アカキ:
ざわ…ざわ…
コモリ:
アカキさん、ざわざわしないで。
ミタ:
ざわざわもしますよ。10本って、多くないすか…。あ、ちょっとトイレ。
アカキ:
ざわ…ざわ…
コモリ:
アカキさん、わかります。私もざわつきが抑えられません。
ヤマシタ:
恋、かな?
コモリ:
違うわ!

違うわ!

活動の柱は多すぎる!?

ミタ:
あーすっきりした。あれ、何の話してましたっけ?
コモリ:
10本の活動の柱の話!
ミタ:
あ、そうだった。そうそう、10本の柱って多すぎますよ。鬼滅の刃でもそんなにいませんよ。
コモリ:
確かに、多い。その自覚はある。たぶん全部言える人いないと思うし。ただこれは5年間かけて取り組んでいくこと。全部を同時並行でやる、ということじゃなく、優先順位をつけて取り組んでいくことになる。
ミタ:
なるほど。じゃ、優先順位高いのは具体的になんなんですか?
コモリ:
やはり「活動の柱①」として掲げた「多様な価値観を踏まえた総合的な労働条件の改善」になる。この67期から68期にかけて、日清労組の1丁目1番地の施策だ!

多様な価値観を踏まえた総合的な労働条件の改善

ミタ:
たようなかちかんをふまえたそうごうてきなろうどうじょうけん?つまり…どういうことだってばよ?
コモリ:
ビジョン策定委員会で日清労組の「弱み」として一番に上がっていた「賃金や一時金以外」の労働条件を高めるために、ベアや一時金の月数だけでなく、これまであまり掲げてこなかった「諸要求」を行っていく。すでに、支部の皆さんからは諸要求の提案をいただいて、検討しているところだ。いただいた諸要求提案のうち、何を実際に要求するのか、これから支部の皆さんとも意見交換しながら67期中に要求可否について検討し、2022春闘で要求を掲げていく。ちなみに、組合員の皆さんからは100件以上の提案、意見をいただいた。
アカキ:
感謝っ…! 圧倒的感謝っ…!
ミタ:
要求できるかどうか、何が検討材料になるんですか?
コモリ:
要求可否は、まず基本の考えとして「世間動向」「優位性」「支部からのニーズの大きさ」の3つが検討基準になる。また、「すぐに解決すべきなのか」「今後も長期的に必要なことか」「職場の正常な運営に支障が出ないか」もポイントになってくる。
ミタ:
世の中一般や同業他社と比べてどうか、困ってる人がどれくらいいるか、ってことですね。
コモリ:
そう。「困ってる人」はただ人数じゃなく、「どれくらい困っているか」もある。少ないけど「とても困っている人がいる」というものも、きちんと考えていかなければいけない。

そう。「困ってる人」はただ人数じゃなく、「どれくらい困っているか」もある。少ないけど「とても困っている人がいる」というものも、きちんと考えていかなければいけない。

優先的な課題は「諸要求」のほかこの3つ!

ミタ:
この「活動の柱①」が最も重要なものだとして、ほかにも優先的な課題はあるんですよね?
ヤマシタ:
もちろん。だけどその前に、「活動の柱」は「社員の幸せ」「会社の発展」「より良い社会」の3つのビジョンのどれかに対応している。たとえば先ほどの「活動の柱①」は「社員の幸せ」に関するビジョンを実現するための活動の柱なんだよね。これが一番大事なもので、そのほかにそれぞれのビジョンから最も優先すべきものを1つずつ選ぶとしたら、コモリはどう考えてる?
コモリ:
そうですね。まず、「社員の幸せ」に関しては「活動の柱② 所定外労働の実態記録の定着」ですね。何はともあれサービス残業をなくさないことには、「労働時間の削減」も間違ったデータに基づいて行われることになってしまうし、結果がよくわからないことになってしまいますからね。これについては、今期から会社とも話し合って、毎月の36協定事前協議のやり方を全社統一化して見直したり、支部での実態確認をしているところです。

所定外労働時間の実態記録の定着

ミタ:
そりゃそうですね。サービス残業をした結果、データ上「このくらいの残業時間でこれだけの仕事が回せる」となったら、いくら「忙しい、手が足りない」って言っても説得力ないですもんね…。じゃあ2つめの「会社の発展」に向けたビジョンについては?
コモリ:
「活動の柱⑥ 現場の事実に基づいた本音の労使協議」になるかな。組合と会社が同じ認識をもって、職場の改善について話し合うことができれば、組合員にとっても会社にとっても、いい方向に進むはず。組合員の皆さんからのアンケートは支部別に分析をして、より支部での労使協議会などに生かしてもらえるようにしていきたいと考えている。

現場の実際に基づいた本音の労働協議

ミタ:
あのアンケートも答えるの大変ですもんね。うまく活用していかなきゃいけませんよね。じゃあ最後の「よりよい社会」についてはどれですか?
コモリ:
「活動の柱⑨ 地域のボランティアをはじめとした社会貢献活動の推進」になる。各支部でもそれぞれに行っているが、本部としてもまずは関東地区の支部と一緒に、「フードドライブ活動」を1月に行った。

地域のボランティアをはじめとした社会貢献活動の推進

ヤマシタ:
こういうのは地道につづけていかなきゃいけないよね。
コモリ:
そうですね。
ミタ:
なるほど。ありがとうございました。にしても話、長かったですね(中期ビジョンについてよくわかりました)!
アカキ:
逆…!心の声とホンネが…!
ヤマシタ:
…まあ、本音の協議が大事だから。そういうことにしよう。ちょっとミタくん、屋上に来なさい。

…まあ、本音の協議が大事だから。そういうことにしよう。ちょっとミタくん、屋上に来なさい。

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